お葬式の流れ
もしもの時、すぐに必要なものは?
慌てる必要はありませんが、取り急ぎ必要になるものをご案内します。遺影として使用するお写真、印鑑をご用意ください。お写真はピントが合い表情が良いものを選びましょう。印鑑は認印でかまいませんがシャチハタは不可になります。印鑑は、市区役所に死亡届けを提出する際に使用します。
喪主は誰が行う?
喪主はご遺族で協議して決定します。一般的には故人の配偶者、長男、長女という順番で近い方が務めます。配偶者や子供がいないときは親兄弟が務め、高齢などの場合には実務を代役の方がサポートして行われます。
お寺など、宗教者への連絡はどうすればいいの?
決まったお寺がある場合には連絡して都合を聞き、葬儀日程の調整を行わなければなりません。遠方の場合でも後々を考えて必ず連絡を入れておくと良いでしょう。その時に近くの同じ宗旨の僧侶をご紹介いただける場合もありますので、お寺(菩提寺)が決まっている場合には関係を保つためにも一報が必要です。
亡くなった後、まずは何をすべき?
病院などで亡くなった場合、法律で24時間経過するまでは火葬できないことになっています。そのため故人の安置場所を取り急ぎ決める流れになり、自宅・斎場・専用施設などが主な候補としてあがります。この時に慌てることなく慎重に対応することが重要です。「一度は自宅に帰してあげたい」「利便性を優先して葬儀会館に直接連れていきたい」など、ご希望がおありでしょう。また、専門的な情報が色々と必要になります。依頼の有無に関わらず、もしもの時は石川葬儀店にご相談ください。
通夜の会葬者の服装は?
通夜の服装は、男性は黒の略礼服が多くなりました。また最近では黒っぽいスーツを着ている人も見かけます。これは通夜に急いで駆けつけるという意味もあって失礼にならないのでOKです。女性は黒っぽいワンピースかツーピース。和服なら紋つき羽織をつけています。
葬儀・告別式の会葬者の服装は?
遺族や近親者、世話役代表は正式の喪服を着用しますが、その他の一般弔問客は略式の喪服で良いでしょう。略式の場合、男性はダークスーツに黒ネクタイ、黒の靴に黒の靴下で良いでしょう。女性の場合、黒のワンピースかツーピース。和装なら黒の一つ紋の着物、帯やハンドバックなどの小物類も黒のものにします。アクセサリーはNGですが、唯一真珠ならかまいません。喪章は、遺族が喪に服していることを示すものになります。よって、世話役などで喪家側の人間としてお手伝いする場合にはつけますが、一般の会葬者はつけません。
香典額の相場はいくら?
香典金額は、故人との親しさの程度や土地の習慣、故人の社会的地位などによって違います。親戚関係では、両親が死亡したときは10万円、兄弟は3~5万円くらいです。近所付き合い程度の場合ですと、隣組などで一軒5,000円。親しい間柄で、最低5,000円~10,000円が一般的です。
年忌法要とは?
死者の追善供養のために行う仏事を年忌法要といい、1・3・7・13・17・23・27・33年と、3と7のついた年に実施します。一般的には33回忌で終わりますが、なかには50回忌まで務めるところもあります。一周忌を満で、回忌は死亡した年を数えて計算します。
お彼岸はいつ?何をしたらいいの?
昔から日本では、春分、秋分の日を中日として、その前後七日間を「お彼岸」として祖先の霊を供養してきました。初日を彼岸の入り、終日を彼岸のあけといいます。彼岸とは三途の川の向こう岸ということで、祖先が無事彼岸に渡れることを願って、供養が行われています。この彼岸の期間には、各寺院では彼岸会法要が営まれ、家庭では自宅の仏壇やお墓にお参りする習慣があります。